Arduino/ATMega328のピン配置

 DIP版 ATmega328p


スケッチはArduinoのピン番号をそのままAtmega328Pのピン番号にできる。(同じスケッチでOK)Arduino/ATMega328のピン配置
ピン対応表
Arduino→ATMega328(168)
PD0はポートDの最下位ビットの意。
Ardiono基盤上のピン表記ATMega328/168でのピン
Digital 0Rx2 (PD0)
Digital 1Tx3 (PD1)
Digital 24 (PD2)
Digital 3Analog out,PWM5 (PD3)
Digital 46 (PD4)
Digital 5Analog out,PWM11 (PD5)
Digital 6Analog out,PWM12 (PD6)
Digital 713 (PD7)
Digital 814 (PB0)
Digital 9Analog out,PWM15 (PB1)
Digital 10Analog out,PWM, SPI:SS16 (PB2)
Digital 11Analog out,PWM SPI:MOSI17 (PB3)
Digital 12SPI:MISO18 (PB4)
Digital 13内蔵LEDに接続, SPI:SCK19 (PB5)
GND8,22 (GND)
AREFアナログ入力で使われる参照電圧を設定)21 (AREF?)
SDAI2C:SDA (Analog in 4と同じ。Arduino Uno R3で追加)27 (PC4/ADC4)
SCLI2C:SCL (Analog in 5と同じ。Arduino Uno R3で追加)28 (PC5/ADC5)
Ardiono基盤上のピン表記ATMega328/168でのピン
Analog in 023 (PC0/ADC0)
Analog in 124 (PC1/ADC1)
Analog in 225 (PC2/ADC2)
Analog in 326 (PC3/ADC3)
Analog in 4I2C:SDA27 (PC4/ADC4)
Analog in 5I2C:SCL28 (PC5/ADC5)
IOREFIOピンの電圧レベルを出力(Arduino Uno R3で追加)
RESET1 (PC6/RESET)
3.3V50mAまで。(Arduino UnoはLP2985が搭載されたので150mA)-
5Vレギュレータで生成された5V、またはUSBからの5V20 (AVcc)
GND8,22 (GND)
GND8,22 (GND)
Vin外部電源を接続,ACアダプタ接続時はそのままの電圧が出力される-
ATMega328(168)→Arduino
ATMega328/168でのピンArdiono基盤上のピン表記
PB0DIGITAL 8
PB1DIGITAL 9 (PWM)
PB2DIGITAL 10 (PWM)
PB3DIGITAL 11 (PWM)
PB4DIGITAL 12
PB5DIGITAL 13
ATMega328/168でのピンArdiono基盤上のピン表記
PD0(※)DIGITAL 0 (RX)
PD1(※)DIGITAL 1 (TX)
PD2DIGITAL 2
PD3DIGITAL 3 (PWM)
PD4DIGITAL 4
PD5DIGITAL 5 (PWM)
PD6DIGITAL 6 (PWM)
PD7DIGITAL 7
(※)Arduinoではブートローダー起動時にPD0とPD1がシリアル通信に使われるように設定される。
これを解除するには、"UCSR0B = 0;"をプログラム冒頭に入れる。
ATMega328/168でのピンArdiono基盤上のピン表記
PC0ANALOG IN 0
PC1ANALOG IN 1
PC2ANALOG IN 2
PC3ANALOG IN 3
PC4ANALOG IN 4
PC5ANALOG IN 5
PC6RESET


Arduino UNO単体利用回路 回路図


特徴

こちらの回路の特徴としましては、

「基板上のArduinoにシリアル通信モジュールを接続して書き換えられる」

といった構成になっています。


外付けで秋月電子で取り扱っているようなシリアル変換モジュールを接続して、オンボードでプログラムを書き換えることを想定しています。


FT232RL USBシリアル変換モジュールキット

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-06693/


Atmega328P-PUのリセットの部分に、シリアル変換モジュールからのDTR信号が入りますが、ここは必要な理由があって0.1uFのコンデンサ(C3)が入っています。

また、このC3があるために過電圧保護の目的でダイオードD1も入っています。極性に注意。


水晶振動子の部分は、水晶とコンデンサの部品を1個ずつ並べていますが、まとめてセラロックでも可能と思います。


注意事項

注意事項です。


D0とD1はスケッチの書き込みに使われますが、このピンに何かしら回路を接続していると、書き込みが正常に行えない恐れがあります。

このため、基本的にはD0とD1を使わないスタンスです。


SMD版(TQFP32)ATmega328p-AU

Pin NoATmega328P SMDArduino Nano
1PD3 (INT1)D3
2PD4 (T0)D4
3GNDGND
4VCC5V
5GNDGND
6VCC5V
7PB6 (XTAL1)Crystal
8PB7 (XTAL2)Crystal
9PD5 (T1)D5
10PD6 (AIN0)D6
11PD7 (AIN1)D7
12PB0 (ICP1)D8
13PB1 (OC1A)D9
14PB2 (OC1B)D10
15PB3 (MOSI)D11
16PB4 (MISO)D12
17PB5 (SCK)D13
18AVCCAVCC
19ADC6A6
20AREFAREF
21GNDAGND
22ADC7A7
23PC0 (ADC0)A0
24PC1 (ADC1)A1
25PC2 (ADC2)A2
26PC3 (ADC3)A3
27PC4 (ADC4)A4
28PC5 (ADC5)A5
29PC6 (RESET)RESET
30PD0 (RXD)D0
31PD1 (TXD)D1
32PD2 (INT0)D2




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